思考は現実化する話し

こんにちは、ナベケンです。


タイトルの、思考は現実化するについてですが

僕がサラリーマン時代に
ミーティングの席で、部下や上司から

それは理想論でしょ。とか
理想と現実は違います。とか
机上の空論。とか
現場を分かってない。とか

そういう意見が多発して、企画が進まなくなったりしたので
思考を活かす人と活かさない人の違いや
そもそもの考え方について話していきたいと思います。

思考は現実化するって本当？

思考は現実になる
願えば叶う

こういった言葉を聞くと、単なる精神論とかスピリテュアル的な何かと勘違いする方が多いですが
全くそうではなくて、僕がいってるのは方法論のことです。

僕が新社会人なりたての営業マンの頃、あまりにも成績が悪くて
先輩からこれ読んでみろと、営業ノウハウのビジネス本を借りたことがありました。

内容は至ってシンプルなトーク術とかでしたが、実戦でやればやるほど
売り上げが少しづつ上がっていきました。

これに面白くなって、いろんな本を参考にする事にハマり
ビジネス本とか
経営者の本とか
哲学書とか
毎日の通勤電車では欠かさずに読んでいました。

多い時では、年間20冊以上も読み漁りましたね。

その中で、海外の経営者の勉強をしようと、新宿の紀伊国屋を歩き回って見つけたのが
ナポレオンヒル著書の「思考は現実化する」です。


この本は、アメリカのナポレオンヒルさんが
トーマスエジソンなど
当時の成功者500人以上に取材をして
考え方や習慣の研究をして本にまとめたものです。

当時から、僕も感じていた事なんですが
いろんな日本の経営者の本を読んでると
結構な割合で、同じ内容を書いてるのことがあります。

あれ？前にも見た気がする？

なんてのは日常茶飯事で
例えば、
朝は早起きしてるとか、不摂生しないとか。
マインド鍛えるとか。

基本的な考え方はみんな同じだったんですね。

このナポレオンヒルさんも
成功している人になんらかの法則があると
日々研究していたに違いないです。

著書内では、成功者の習慣として
早い判断。とか
目標設定。とか
行動計画。とか
忍耐力。とか
失敗の追求。とか
不安の分析。とか

ビジネスやってて当たり前なんですが
地味に大切な事が事細かく書かれています。

中でも、猛烈に強調されていたのが

想像していない物は作れない。とか
潜在意識の活用。とか

何らかの行動する一歩手前の段階が重要であること。
考え方が大事だということですね。

例えば、
二階にへ行くのに、階段を使わないでどうしても登りたいと強く思って
ハシゴが作られたことや。

ナポレオンの時代に、イギリスとフランスを隔てるドーバー海峡を
船以外で渡れないかと考案されたのが、海底トンネルで
海の下にトンネルを掘って馬車に乗って渡るという
その時代では、クレイジーとしか見られなかったであろう構想が
現在のドーバー海峡をトンネル渡れる事の原案になったりしてます。

歴史から紐解くと、今はできないけど何とかして出来ないか、という願望が
化学の発展と、技術の進歩を生んできたと考えられます。

2階に行くのは階段があれば十分満足だよねー
これ以上の便利さを求めなくていいよねー

↑これじゃエレベーターも生まれなかった訳です。笑

必ず、ひとりの人物の強い願いが
不可能だったものを可能にしてきたんですね。

思考は具現させる

思考を具現化させる順序として

思考を大切にする→計画する→行動する→実現する

上記の流れになります。


実現には必ず行動が必要だし
行動するには、計画がないと進まないです。
計画は、考えがないと立てられないので
思考が原点になってきます。

まずは、思った事を大切にすることが重要ですね。



人間は、見た事や聞いたことがない事は基本的に否定する生き物です。

まだ世に無いアイディアとか
企画とか
商品とか
新しい事を始める時なんかは
突飛な事と思われて
避難されることもあると思います。


どうしても知らない事に恐怖するんですね。
変化が怖いんです。

大抵は、受け入れない選択をして精神を保とうとします。

これは自分にも言えることで
反対意見を受け続けていると

やっぱりそんなこと出来ない。とか
自分には無理だった。とか
誰も賛成しないからやめよう。とか
自分が間違っていたんじゃないか。とか

影響を受けて、自分の考えも否定してしまうんですね。
諦めて忘れちゃうんです。


そうならない為に、常に目標設定やマインドを高めて
心の声がかき消されないよう訓練するのが大切になってきます。
こういった内容は本にたくさん書かれていますね。

その時点で、出来るか出来ないかはどうだっていいんです。
どうすれば成功するか
どうすれば可能性が出てくるか
その事にエネルギーを費やして
ビジネスも自分の未来も、良い方向に向かって
進んでいきたいです。

コントロールできるのは自分の思考だけ

思考することが当たり前じゃない人は、基本的に思考しないです。

社内の会議やコミュニティー内の意見の出し合いなんかでも
あんまり考えずに、個人的な好き嫌いなどの感情のみで話す人がいます。

それでは、たった一人の一票でしかないですよね。

そうではなくて、
企画や商品の売れ行きを左右するような
重要なミーティングであればあるほど
客観的に考えた意見が必要になってきます。

例えば、ユーザーへのアンケート結果とか
他社の商品ですでに成功してるとか失敗してるとか
数値から想定した仮説を立てているかどうか。

これが出来てる方は、自分で思考している人です。

普段の仕事を見てると何となく分かりますよね。

売り上げを考えているか
利益を考えているか
ユーザーの事を考えているか

そういうスタッフとは、いくらでも意見交換をして
思考を強化して良いかと思います。

そういうディスカッションは楽しいですよね。

反対意見を言ってる相手の考えを変える必要もないです。
なかなか変えられないと思いますし、
そこまで人間は柔軟に出来ていないと思います。

僕も歳をとって思うのは
若い世代に指導をしていると、柔軟さとか、吸収力とか
素直さがあればあるほど、その人の伸びしろをとても感じます。

おいおいおい、その年で自分はそこまで出来てなかったぞ。と

元々僕は、社会人なって3ヶ月間売り上げ０円の営業マンでしたからね。苦笑



話を戻しますと

相手の考えを変えるのは相当なエネルギーが必要になってしまうので

この人は客観的な考えを言ってるのかな？
自分の感情的に言ってるのかな？

そこに注目して、自分の思考や考え方を強化したり変えたりしていくのが良いかと思います。

結局、コントロールできるのは自分の思考だけなんですね。

まとめ

”思考は現実化する”から、
”思考をどうやって具現化するか”を話していきました。

もちろん勝手に願いが叶うことはないので、
願いを実現する方法や行動や思考を心がけて
ビジネスと日々の業務に取り入れられたらと思います。

自分に自身がなくて、会議などで意見が言えない人や
考えがまとめられない方は、
ナポレオンヒルの「思考は現実化する」はオススメです。

〜追伸〜


思考を強化するに一番手っ取り早い良い方法は
知識を得ることです。

やっぱり勉強って大事なんですね。

今回は以上です。