メンターや先生、尊敬する人がいない時にやるべき事

社会人になってから、自分の手本となる様な尊敬できる人物に出会っていますか？
今の上司や先輩から毎日たくさんの教えを受けて
日々成長している実感がありますか？

この記事では、大人になって手本とする人がいないとか
自分がどうなりたいか分からない方へ
今すぐに実行するべき、人生の師とも言うべき先生に出会う方法を紹介してます。

「人生の師匠だなんて、そんな人間は自分には居ない」
「居ないから自分には必要ないんだ」

と諦めて、存在すら否定している方がほとんどだと思います。
何も自分で自分の人生を棒に振る必要はありません。

今回は、なぜメンターが必要なのか。
メンターが居ると一体何が変わるのか。

動画でも解説してます↓

【メンターの存在】尊敬する人がいない時に考える事

自分の生きたい人生を生きる。

そう心から思っている方のみ、是非読み進めて参考にしてください。

メンターや先生と呼べる人の存在とは？

そもそもメンター（先生）とはどういった存在なのか?

メンターとは、仕事や人生においての指導者、助言者、恩師、顧問など
信頼のおける相談相手のことをメンターと言います。

相談の及ぶ範囲は、不特定多数に対してのありきたりな答えではなく
マイノリティ(少数)に対してアドバイスができる人たちです。

経験からなる自信のある答えを持っているんですね。

学生時代、学校の先生や塾講師からは、勉強という知識を学ぶ機会はたくさんありましたが
大人になってからは、一番重要なお金の知識や人生そのものを学んでいく機会がほとんどないと思います。

それは

誰もがメンターの様な存在になることが出来ないから

なんですね。

なので、年齢が近い会社の同僚や先輩、今いるコミュニティー内に
師匠や先生と呼べる人間が居ないことは同然なのかもしれません。

私には幸運にも、過去に1人だけ尊敬できる上司がおりました。

某携帯会社で働いていたサラリーマン時代の、同じ部署の統括マネージャーです。

年齢は5つ年上で、クライアントからとても信頼されていて役職もあり、それでいて気さくに話をしてくれる頼れる上司でした。
なぜか、中学校の教員免許を持っているマネージャーでしたので
「人に教えるとはなんたるか」を仕事を通して教えていただきました。

その考え方や姿勢は、心の根底部分で今もずっとお手本となってます。

メンターが居ることのメリット

目標設定が出来る

メンターは、今の自分に必要な（達成しなければならない）課題目標を
的確に教えてくれます。しかも緻密に。献身的に。

例えば、あなたが学生のころに所属していた部活では
顧問の先生が「次の大会では優勝しよう!!」という大きな目標を立ててくれます。

その目標に向かって
「坂ダッシュ２０本だ!」
「千本ノックだ!」
「シュート２万本だ!」
「ロングトーンだ!」などの
日々の小さな目標や課題与えてくれましたよね。

これが、メンターの場合は「人生」という大きなカテゴリーに対して
今やるべきこと、足りない事、これから必要な知識を得ることに導いてくれます。

ナルトでいう、カカシ先生で
スターウォーズのマスターヨーダですね笑
(知らない方すいません、僕が個人的に好きなキャラクターです)

ポイントは、ただ単に答えを与えてお終いではなく
間違った方向（ダークサイド）に行かないように
向かうべき道（ライトサイド）を指し示していることです。

あくまでも、そこに歩んで向かっていくのは自分の努力なんですね。

長期的なアドバイスが聞ける

自分のやるべきこと（課題）が分かっても、今やっている努力が正しいのか
はたまた、見当違いの水の泡となって消えていくのか
自分で判断出来ないのがほとんどです。

例えば、野球コーチであればピッチングフォームであったり
バッティングのフォームを修正して自分に合った打ち方を分析します。

吹奏楽部顧問の先生は、綺麗な音色、ハーモニー、ブレスや口の形や息の吹き方を正すように教えてくれます。

メンターの場合、それはパッと見ただけで
幾つかの質問をしただけで理解し修正をしてくれます。

決まった契約期間があるわけでは無いので
余すことなく、数年に渡ってアドバイスを聞ける存在は
心の支えとなって目標に到達できる確率がさらに高まります。

成功と失敗をリアルに学べる

メンターは、すでに成功している人がほとんどです。
実際の経験から導き出した答えと知識の集積です。

というか、経験すらせずに机上の空論の耳障りの良い話だけの話しをしている
評論家の言葉は、内容が伴ってないのでまず心に響かないですね。

成功している人は、挑戦する人でもあるので
それに応じた回数の失敗をしています。

誰もが進んで失敗など経験したくも無いですが
失敗から学ぶことはたくさんあります。
それもとても貴重な経験値になるのがほとんどです。

メンターからは、自分が失敗するであろう事
金銭的か精神的（あるいは両方とも）に痛手を負う前に
先に経験値をもらえるんです!

自分は失敗せず、先人の知恵と経験値を得る。
こんな都合のいいことがあるんですね(笑)

もちろん自分で挑戦したり経験してみることは重要な事ですが
既に経験しているメンターを例にアドバイスを聞ければ
その分の時間が短縮されて、成長速度としては最も早いです。

メンター（尊敬する人）に出会う方法

SNSで探す

でも、一体どうすればメンターとなる人物に出会えるのでしょうか。

いやいや、それにはとても簡単な方法があります！
それはソーシャルネットワークの力です。

今は昔と比べて簡単に人とつながれる時代になりました。

SNSやYouTubeでは、自分の興味のジャンルや属性の人からたくさん学ぶことが出来ます。
まずは、気になった人とどんどん繋がりましょう。

そして、こうなりたいと思う人、成功をしている人を探していきます。

SNSには胡散臭い人もたくさん居ると思います。
本当に信用できる人なのかどうかは、言動や考え方などの人間性から判断してください。

変な詐欺に引っかからないように、人間を観る目を持つのもとても大切なスキルです。

何度もコンタクトを取ってコミュニケーションを取ろう

いざ、メンターとなる人物を発見したら、積極的なコミュニケーションをこちらから取ります。

でも、
「自分なんかが相手にされないんじゃないかな」
「迷惑に思われるんじゃないかな」

こんな風に、日本人はとてもコニュニケーションが苦手な人種なので、大概の人はどうしても受け身になってしまいます。

だからそれを逆手にとるんですね！

YouTubeの動画などでコメントや感想を送る!
ツイッターでDMやリプライを送る!
ブログがあったら問い合わせ先にメールを送る、メルマガを登録する!

ストーキング行為にならない内容なら
何をトライしても問題ないです(笑)

大体のインフルエンサーや情報発信をしている人は、自分のコンテンツを見てもらえて
しかも感想をもらえたら、どんな些細な内容でもとても嬉しく思います。
(僕も、ブログのメルマガにくる返信メールは何通見ても嬉しいですね！)

Softbankの孫正義氏も、当時日本マクドナルド社長の藤田田氏に会いたいが為に何度もコンタクトを取っていました。これからのビジネスは何を学ぶべきか聞きたかったんですね。

学生だった孫氏は、当然のように相手にされず、何度断られても何度も何度もトライして
遂に「あの学生は何者なんだ?!!」と、藤田氏が気にかけて直接会う事が出来たんですね。
ネットもスマホもない時代にです。

諦めずに何度もトライすることで、尊敬する人物からアドバイスをもらうことができます。
努力して行動することは無駄になりません。
それが可能になる事を忘れないでください。

まとめ

メンターの存在は目標に到達する成長速度を早める事が出来ます。

• メンターを探す
• メンターに会う
• メンターの成功と失敗の経験談を聞く
• メンターから継続的なアドバイスをもらう

これで成功の確率は格段に上がる条件が整いますね。

もし、あなたが何か新しいことを始める時、挑戦をする時に
「この人のようになりたいな！」と感じたらそれはメンターになります。
幸運にも目標の人物を見つける事が出来たなら
なりふり構わずにコンタクトをとるべきです。

チャンスは平等にあります。
自分の行動次第、会いに行く準備をすれば必ずチャンスは出てくるはずです。
今何が出来るのか、どこまで本気になるかで変わってきます。
諦めずに何度でもトライしていきたいですね。

今回は以上です。