目に見えない資産を貯める方法

この記事を読むと、貯金残高だけで安心をしている方は違和感でしかないと思います。
もし、あなたが「お金」が全てと思っているのであれば
受け入れられない記事になると思いますので、どうぞ
別のページへ移動する事をオススメします。
今一度、見えない資産の重要性について再確認するきっかけになるますので
是非、参考にして下さい。

動画でも解説してます↓

目に見えない資産とは信用である

　今、だんだんとお金の価値が低下してきてます。
お金があったとしてもそれだけでは、幸福感を感じられなくなってきていますよね。
お金を持っていてもなぜか不幸になってしまう人の話を聞いたことがあると思います。
また、年収800万以上になるとそれ以上の幸福感を感じられなくなります。

お金はあくまでもツールであって、お金の値段が幸福に比例しないんですね。

では、お金の価値は一体何に変わってきているのか
本当の幸せはどこにあるのか認識する必要があります。　

思想の変化

ミニマリストでユーチューバーのシブさんも
物を減らすことで精神的豊かさを得ると言っています。

時代の流れがそうなっていますね。
多くの物を持他ない事で、自分の周りに何を置くのか
少ないものでも幸福感を感じるのか。
というような精神的な充実感に重きを置く考え方にシフトしてきています。

精神的な欲求に重きを置く

　マズローの5段階欲求にあるように
ある一定の成熟社会になった時
次に社会的欲求と他人から承認されたい欲求が
湧き上がってきます。

例えば、SNSの「イイね」や「フォロワー」で他人からの評価をもらいたかったり
就職した会社では、給料アップよりも人間関係や充実感を優先する
承認される存在になりたい人が多くなってます。

これは自然な流れとも言えますよ。

社会的欲求

　社会が変化し、発展途上国のように餓死などが出ない社会環境となり、豊かな経済になると幸福感を感じる対象がシフトしてきています。

自分の身の安全が確保された場合、
安全欲求が満たされて、次に社会的欲求を求めます。

例えば、お給料が高ければ、どんな仕事でも満足するわけではないですよね。
仕事を通して社会貢献が出来ているか
自分の価値観を表現しているか
などを、潜在的に感じとって
会社を選んできていると思います。

今は信用の時代 ！

信用により人がついてくる

　アメリカの例ですが、トランプ氏は、アメリカファーストと公言していて
自国民からは信用が得られますが、他国から得ることは正直難しいです。

　企業も同じで、自社のみの利益を追求する会社は
社員からも信用を得ることは感情的に難しいと思います。

　人間関係も同じで、信用がないと人がついてくることがないし
お金も投資家も集まりません。
お金と信用、どちらを選ぶかは断然信用です。

お金と信用、選ぶのは信用！

　よほどのお金を積まれた場合は、気持ちが揺れる人もいるかもしれませんが
よっぽどのことがない限り、選ぶのは信用です。

　確かに、お金を持っている人は
仕事などの功績や実績がある見られますので
それだけで信用がされる場合もあります。

例えば、クレジットカードを作る時の審査などは
信用情報として年収とか職業の継続年数を判断されますよね。

先に必要なのは、信用で
信用があると人から認めて人が集まるし
さらに信用も集まります。

相乗効果ですね。

資産があっても社会的信用がないと信頼は崩れる

政治家の汚職事件や、大手企業の粉飾決済など
どんなに富を築き上げた会社でも、信用をなくしただけでも
企業の業績が一気に下落します。
地に落ちるのは一瞬なんですね

信用されているほど幸福感が高い

信用されている人ほど、周りに人もいるし、お金も貯まります。
そう言った人ほど、幸福感を感じています。

では、どうすれば、信用を得られるのでしょうか？

信用を貯める方法

社会経済学や、行動心理学者の研究記事や
著名人からの聞き取りにより割り出した方法を紹介します。

人の悪口を言わない

人の悪口を言わないことは、基本中の基本です。
同じ場所にいる人に与える印象を考えて下さい。
その人は、影で悪口を言う人だと思われ、そこにいた人たちも、影では何を言われているか分からないと思われます。

人の悪口を言って、なんの良いこともありません！
人の悪口を言わないことを徹底 して下さい。

草むしり、ゴミ拾いなど人の嫌がることをやる

　人の苦手な事、出来ればやりたくない地道な作業をやれる人に
悪い人はいない理論です。これは持論です。

　キングコングの西野さんの著書に信用をためる話があります。
僕もお会いしたことがある、ホームレスの小谷さんの話です。

　その小谷さんは、何でも屋さんでして
依頼があれば、庭の草むしりやゴミ拾い、家の掃除など
人が嫌がったり面倒くさがったりするような仕事を5千円とか受けるんですね。

そこで多くの場合、30歳を超えたそのおじさんを
流石に５千円だけで雇うのは忍びないと
申し訳ない気持ちになり、お昼ご飯を御馳走したり
夕食や飲みに誘ったりすることになるんですね。

しかも小谷さんは、大食いで遠慮なく頂いて帰るそうです。
これは、人が嫌がる仕事を黙々と行うコタニさんの仕事ぶりを見ていたことで
そこに信用や信頼が生まれて
食事をご馳走になる報酬になったわけです。

　その後、小谷さんが結婚をする際に
クラウドファンディングで資金を募ったわけですが
出資者のほとんどは、今まで小谷さんを雇ったことがある人たちで
目標金額の300万を見事に達成しています。
お会いした人々から応援されたんですね。
すごい話です。

　別の話で、知り合いの不動産の営業マンが
物件を紹介するだけではなく、物件に下見をする前や、空いた時間などで
家の周辺を草むしりをするそうです。
　それをみた依頼者は、例え物件を購入しなかったとしても
次回購入を検討する際に、また同じ営業マンから紹介されたい思うようになるそうです。

　その営業マンの仕事ぶりは、炎天下でもスーツ姿で草むしりを行い
物件の手入れを行う誠実さが信用に変わってが
次の仕事につながってますよね。

　このように、人のやりたくないことを地道にやることで
信用が確実に貯まります。

ただし、信用の蓄積には時間もかかります。
信用に近道はないんですね。

他人の喜びによって得る自己満足

　自分の為にやっていることは信用は貯まらないです。
それは自分のための行動ですからね。
でも、誰かのためにやっていることが初めて信用につながります。

例えば
人を励ましたり
慰めたり
応援したり

他人のために何かをやることで自分も喜べる
他人の嬉しい顔を見て自己満足を得られる人は
最も信用がたまる人です。

普段から
「この人は何に困ってるのかな」
「何をすると喜ぶのかな」
と考えていくと、とても楽しくなりますよ。

これが仕事に置き換えてみると
誰かに喜ばれる仕事は、とても楽しいです。
しかも、その仕事が得意なことであれば
心の充実感は最大にもなりますよね。

信用を失うのはあっという間

　信用の積み上げは、一つ一つの地道な努力でしかないですが
普段から地道に積み上げた信用や信頼でも失うのは一瞬です。

人に裏切られた経験ってありませんか。

一度でもその経験をすると
例え、家族や友人や恋人にさえ
心の底から相手を信じることができなくなってしまいます。
本能的に学習して警戒するんですね。

些細な出来事でされ
「この人は裏切るかもしれない」
と思いこみ、一気に信用や信頼をなくす原因になります。

このように、人を信用するということはとても難しいです。

まとめ

お金が全てという考え方がだんだん変わってきています。
成熟した社会となり、次の価値観へシフトしてきているんですね。

　お金ではなく、信用という見えない資産を重要視する流れがあること。
その信用は、人の嫌がるようなことや苦手なことを代行したり
誠実な態度でこつこつ積み上げていくことで貯めることは可能です。

自分の信用が貯まっているか、貯まる行動をしているかを
見返すきっかけになればと思います。

今回は以上です。