メンタルを強くする6つの方法

現代の世の中は、精神的な安定を求める傾向にあります。
物事に動じない、失敗を恐れないマインドを持つ事が非常に重要です。

よく感情の起伏が激しい人を指して「メンヘラ」なんて表現も聞かれますけど、
そういう精神状態ではここぞという場面で自分の力を発揮することはできません。

日々の生活の中で緊張を強いられる場面って結構多いと思うんです。
ここぞという場面で本領発揮するためには、
日ごろからメンタルを強くすることを心がけておく必要があります。

今回は僕が考えるメンタルを強くするための方法を6つお伝えしますので、
メンタルを強くする・安定させることを日ごろから心がけて、
ここぞという場面で本領発揮できるようなきっかけにしてもらえると嬉しいです。

動画でも解説しています↓↓

メンタルを強くするための対策

当事者意識を持つ

何事にも当事者意識を持つことが大切です。

当事者意識とは、
自分が関わっている物事に対して「自分のもの」と捉えて取り組む姿勢のことを指します。
企業家精神とも言います。

何でも人のせいにする（これを「他責」と言います）ことを繰り返していると
他人の力でしか人生を送れない精神状態になっちゃいます。
他人にコントロールされてる人生ってどう思いますか？

何が起こるか分からないし自分でコントロールできないんだから
精神的な安定なんてないですよね。

普段から、自分に原因がある
自分に責任がある
そして何より、自分で成功することが大切だ
と、思っていることはとても大切なんです。

失敗から学ぶ、凹んで終わらない

どんな失敗をしたか、なぜ失敗したかを自問自答してください。

「失敗や挫折から立ち直れない」
と、よく聞きますが
その場合は、失敗から学べていないんです。
ただ凹んで終わっちゃいけません。

失敗がなぜ起こったかを分析し
次の挑戦ではクリアする。
それが重要です。

失敗できる環境を作る

当然、失敗なしに成功はありません。

ヒット（成功体験）を生むためには、
試行・挑戦の回数を増やして失敗できる環境にしておく
ことが重要なんです。

起業家を例にあげてみます。
喫茶店をオープンする時に初期投資で500万かけたとします。
もし喫茶店の経営が思うようにいかず失敗したらどうなりますか？
そう、500万の借金が発生します。それってかなりの損失ですよね。
何度もできることではありません。
ですので、企業家は新しいことを始めるときにはローコスト（コストをかけない）を徹底し、
決して失敗できない環境にはしないのです。

僕は学生時代にバスケットボールをしてたんですけど、
バスケットボールの神様と言われるマイケルジョーダンもかつてインタビューで
「9000回以上シュートをはずした。」と言っていました。
「人生で何度も何度も失敗してきた。だから私は成功した。」とも言っています。

マイケルジョーダンがシュートに失敗しまくっているなんて
観てる側はあまり考えないですよね。
でも多くの成功の陰には、さらに多い失敗があるんです。
それくらい成功に失敗はつきものです。

例え失敗しても落ち込まないで
前向きにやり直すことを考えられれば
成功により近づくことができます。

ひとりの時間を持つ

メンタルを強くするためには、
自分の力で未来を変えることができる
マインドを持つことが非常に重要です。

自分で何かを変えていく実感を
「自己効力感」と言います。
自分を信じることは自己効力感につながります。

自分を信じるために
自分と向き合える一人の時間を作るのは
とても大切です。

家族やパートナーと一緒に暮らしていると
ひとりの時間を持つことはなかなか難しいですが
休日や仕事終わりなどに、ほんの少し1時間程度だけでも
自宅以外の場所で時間を持つようにしてみてください。

体を鍛える

体を鍛えることは、自己効力感を増すことにつながります。

ジョギングや筋トレは、見た目や数値に分かりやすく結果が現れてきますよね。
やればやるほど自分が変わってくることを実感できるので
自分の変化を感じやすく、理想の自分に近づいてる実感が湧きます。

未来を変えることができる、自信にもつながります。

深呼吸

息を吐くと副交感神経（＝リラックス）が働き
息を吸うと交感神経（＝緊張）が働きます。

現代社会では交感神経は常に働き続けていますので
リラックスさせる呼吸が足りてないです。

意識的に深呼吸をして副交感神経を働かせ
バランスを保つことが重要です。

ちなみに深呼吸する時は、まず先に息を吐くのがオススメです！
先に吸っちゃうと交感神経が働いてしまうので
まず吐くことでリラックスさせるようにしてください。
その方がたくさんの空気を吸うこともできます。

そして、習慣化することが重要ですね。
朝起きたら深呼吸する
電車に乗ったら深呼吸する
など、自分の中でのルールを決めることで
習慣化は簡単にできますよ。
個人的には、朝忙しい通勤の際
電車に乗ったら、初めに深呼吸をするのがオススメです。

それと深呼吸で
意識を集中させることができます。

初の永世七冠に輝き、史上最多の優勝回数を誇る
棋士の羽生善治さんの例で、
対局中の脳波を調べると、緊張とリラックスを
交互に繰り返している事が分かってます。

緊張し過ぎてもダメで
落ち着き過ぎてもいけない
ちょうど良いバランスを保っていることで
ベストなパフォーマンスが発揮できたんですね。

まとめ

・呼吸法と自己効力感でメンタルを強化する

今回ご紹介した方法はどれも
日々の生活に取り入れられるものだと思います。

人に左右されることのない「ぶれない芯」を
自分の中で持つことが大切です。
できることから少しずつ取り入れて
自分の中でぶれない芯を持ち続けてくださいね。


今回は以上です。