メンタルを強くする6つの方法
メンタルを強くする6つの方法 現代の世の中は、精神的な安定を求める傾向にあります。 物事に動じない、失敗を恐れないマインドを持つ事が非常に重要です。 よく感情の起伏が激しい人を指して「メンヘラ」なんて表現も聞かれますけど、 そういう精神状態ではここぞという場面で自分の力を発揮することはできません。 日々の生活の中で緊張を強いられる場面って結構多いと思うんです。 仕事ではもちろんのこと、学生さんでも試験であったりスポーツの大会であったりと、メンタルの強さが結果を左右するような場面って結構ありますよね。 そういったここぞという場面で本領発揮するためには、日ごろからメンタルを強くすることを心がけておく必要があります。 今回は僕が考えるメンタルを強くするための方法を6つお伝えしますので、 メンタルを強くする・安定させることを日ごろから心がけて、ここぞという場面で本領発揮できるようなきっかけにしてもらえると嬉しいです。 動画でも解説していますので、ご覧ください。↓↓ https://youtu.be/tDFT8FAH1ww 目次 1.メンタルを強くするための対策 1.当事者意識、自分原因マインドを持つ 2.失敗から学ぶ、凹んで終わらない 3.失敗できる環境を作る 4.ひとりの時間を持つ 5.体を鍛える 6.深呼吸効果 2.まとめ 1.メンタルを強くするための対策 1.当事者意識を持つ 何事にも当事者意識を持ちましょう。 当事者意識とは、自分が関わっている物事に対して「自分のもの」と捉えて取り組む姿勢のことを指します。企業家精神とも言います。 何でも人のせいにする(これを「他責」と言います)ことを繰り返していると、他人の力でしか人生を送れない精神状態になっちゃいます。 他人にコントロールされてる人生ってどう思います?それこそ、何が起こるか分からないし自分でコントロールできないんだから、精神状態を強く保ってないとやってけないですよね。 そうならないためにも、常に当事者意識を持ち、自分に原因がある、自分に責任がある、そして何より、自分が成功することが大切だと普段から思っていることはとても大切なんです。 2.失敗から学ぶ、凹んで終わらない どんな失敗をしたか、なぜ失敗したかを自問自答することを心がけましょう。 失敗してどーんと落ち込む→そのまま挫折から立ち直れない、なんてことはよく聞くことですが、そういう人は失敗から学べていないんです。 ただ凹んで終わっちゃいけません。失敗がなぜ起こったかを分析し、次に挑戦するときにはそこをクリアする、それこそが重要です。 じゃあそれってどうすればできますかね? それが3つ目の方法なんですが、 3.失敗できる環境を作る 失敗してもやり直せる環境を作っておきましょう。 失敗なしに成功はありません。ヒット(成功体験)を生むためには、試行・挑戦の回数を増やして失敗できるようにしておくことが重要なんです。 例えば起業家を例にあげてみましょう。 喫茶店をオープンする時に初期投資で500万かけたとします。 もし喫茶店の経営が思うようにいかず失敗したらどうなりますか?そう、500万の借金が発生します。それってかなりの損失ですよね。何度もできることではありません。 ですので、企業家は新しいことを始めるときにはローコスト(コストをかけない)を徹底し、決して失敗できない環境にはしないのです。 僕は学生時代にバスケットボールをしてたんですけど、バスケットボールの神様と言われるマイケルジョーダンもかつてインタビューで「9000回以上シュートをはずした。」と言っていました。「人生で何度も何度も失敗してきた。だから私は成功した。」とも言っています。 マイケルジョーダンがシュートに失敗しまくっていることなんて、観てる側はあまり考えないですよね。でも多くのシュート(成功)の陰にはそれよりも多くのシュートを外すという失敗があるんです。それくらい成功には失敗はつきものです。 もちろん失敗して良いということではないですが、失敗してもやり直せると思えれば精神的にも安定しますし、例え失敗しても落ち込むだけでなく前向きにやり直すことを考えられれば成功により近づくことができます。 失敗できる環境にしておくことはとても重要なことです。 4.ひとりの時間を持つ 自分と向き合って考えるための時間を作りましょう。 メンタルを強くするためには、自分の力で未来を変えることができるマインドを持つことが非常に重要です。 あまり聞き慣れない言葉かもしれませんが、自分の力で何かを変えていくことができると考えられることを「自己効力感」と言います。 自分を信じることは自己効力感につながります。 自分の変化を感じることで自分を信じることができるようになるので、そのためにもひとりの時間を持って自分と向き合って考えることはとても大切です。 家族やパートナーがいたりするとひとりの時間を持つことはなかなか難しいんですが、 ほんの少しの時間でいいんです。休日や仕事終わりなどに1時間程度、時間を見つけて自宅以外の場所で時間を持つようにしましょう。 5.体を鍛える パンプアップ、ダイエットなど、どういった形でも構いません。 あなた自身にあった形で体を鍛えましょう。 体を鍛えることは、自己効力感を増すことにつながります。 というのも、体を鍛えると見た目や数値に分かりやすく結果が現れてきますよね。 やればやるほど自分が変わってくることを実感できるので自分の変化を感じやすく、理想の自分に近づいていくことで自分の力で未来を変えることができるという自信を持つ事が出来るんです。 6.深呼吸効果 意識的に深呼吸を行いましょう。 息を吐くと副交感神経(=リラックス)が働き、息を吸うと交感神経(=緊張)が働きます。 現代社会では交感神経は常にかなり働いていますので、意識的に副交感神経を働かせ、バランスを保つことが重要なんです。 なので、意識的に日ごろから深呼吸を行いましょう。 ちなみに深呼吸する時は先に吐いてから吸うことが大切です! 先に吸っちゃうと交感神経が働きますから、まず吐くことで副交感神経を働かせリラックスさせましょう。それに先に吐いた方がその分たくさんの空気を吸うことができるので、リラックス効果がさらに高まります。 そして、習慣化することが重要です。 朝起きたら深呼吸する、電車に乗ったら深呼吸するなど自分の中でのパターンを決めましょう。個人的には電車に乗ったら深呼吸をするのがおすすめです。 深呼吸には緊張状態とリラックス状態を交互に作用させる効果があるので、意識を集中させることができます。 棋士の羽生善治さんの脳波は、緊張とリラックスを交互に繰り返しているんだそうです。 非常に絶妙なバランスを保っていることで、ベストの状態で意識を集中させることができ、永世七冠という偉業を成し遂げたんでしょうね。 2.まとめ 呼吸と自己効力感を使ってメンタルを強化しましょう。 呼吸を整えること、自己効力感を増すことだけでもかなりメンタル強化にはなると思いますし、今回ご紹介した方法はどれもすぐに日々の生活に取り入れていただけるものだと思いますので、日ごろから自分の中に取り入れて、精神的に安定した、動じない自分を手に入れてください。 何かと不安なことの多い世の中ではありますが、人に左右されることのない「ぶれない芯」を自分の中で持つことが大切です。 できることから少しずつ取り入れて、自分の中でぶれない芯を持てるようになってください!