【読書効果】速読の間違いを解説！本を読まない人にもオススメの成功する読書術

こんにちは！ナベケンです。

今回は、普段から本を読む習慣がない、買ったとしても読めずに本がストックされていく
本を読んでもスキルが身につかない。など
本に対して悩みを持っている方に対して解決の情報を解説しています。

中でも、ビジネス書や専門書やHowTo本などの
学習書をメインに話していますので
学習の効率を上げたい方はぜひ最後まで見ていください。

記事の内容は、動画でも解説しています↓

本を読むメリット

文化庁の平成30年度版の世論調査で
日本人の47.3%は、1ヶ月間に全く本を読まない!!と公表されています。
月に1~2冊読む人でさえも僅か37.6%で、年々本を読む人が少なくなっている傾向がありまね。
ほとんどの人が、本を読む習慣がないように感じます。

海外と比べると
アメリカの学生は4年間で平均400冊を読書しており
日本の大学生でさえ4年間で平均100冊なので
約4倍の差があります。
日本の社会人は、更に本を読む機会がなくなっていますね。

では、本は読んだ方がいいことは分かっているけど
実際には何が良いのか。
どんなメリットがあるのか。
具体的に例を挙げていきます。

語彙力（ごいりょく）がつく

読書によって、使える単語の数が単純に増しますので人にモノを伝える力が付いて
人間関係や仕事の成果の向上につながります。

自分の周りにも、使う言葉が賢い人っていませんか？
それは学歴が有る無しではなくて、言葉のレパートリーが多いことが
他人に対しても良い印象となります。

集中力が増す

短時間でも自分で決めた時間を集中して読むので、その集中が習慣化して
その他の事にでも、集中力を発揮できます。

コミュニケーション能力が増す

本から学んだ知識や、話題やストーリーは友人との会話で多いにネタになります。
TVニュースのような暗いネタばかりではなく
ポジティブで人のためになるような明るい言葉を使って
会話が広がるはずです。

収入が上がる

これは意外だと感じるかもしれませんが
30歳以上で、年収3,000万円以上の人と
年収が300万円以下の人を比べた平均で
読書量が40倍違うと言われています。

読書量と年収は比例するという研究があるんですね。
年収を上げたいなら、まずは読書するのは
必要なんだと思っていいかもしれません。

寿命が延びる

イエール大学の研究では
50歳以上の方を対象に、1日30分読書をするグループと
一切読書をしないグループに分かれて
12年間も追跡した結果
読書を続けたグループは、読者をしないグループと比べて
12%死亡率が下がったと公表されています。

最もコスパの良い自己投資

読書は最もコスパの良い自己投資だと思います。
これは、
ビルゲイツや
ウォーレン・バフェット
マーク・ザッカーバーグ
ホリエモン
など、大きな富を築いている方の多くが読書家で知られるように
過去の偉人達の考えや、成功や失敗体験をわずか数千円で学ぶことができる
現代まで廃れることのないツールだからですね。

読書習慣を作る２つの方法

では、どうやって読書習慣を作れば良いのでしょうか。
簡単にできる代表的な２つを解説します。

1日の生活の中に読書の時間を確保する(ルーティーン化)

私もよくやってしまいますが、面白そうだな!と思った本を
買っただけで満足してしまい、いつも間にかどんどん積みあがってしまうパターンです。
いわゆる積読ですね。
これを防ぐには、1日のルーティーンの中にかならず読む時間を確保していしまえば
どんなに忙しい方でも確実に読書ができます。

例えば、通勤時間や入浴時間や寝る前などで、手元に本を用意していいんです。
読む時間と本を決めるだけですね。

最初は3分だけとか小さくスタート

本を「読み始めるのがおっくうだなぁ」と思ってしまう場合は
最初は3分間だけと決めて小さくスタートするのがオススメです。
例えば、目次だけ読んでみる。とか。

読み進めていくと、だんだんと面白くなって
気が付いたら数十ページも進んでた!ということがたくさんあります。
最初は軽い気持ちで読み始めるというハードルの低さが丁度いいです。
読むタイミングを増やしていくのが肝心ですね。

間違った速読

一時期、速読が流行ったりしてセミナーや教材や有名本などでも
やり方や訓練法などたくさん出ていますが
ほとんどが間違った情報です。

目の動きを早くする
読むスピードを早くする
イメージで捉える
視点を止めない
ページのめくる間隔を常に一定にして話の核を捉える
などの方法どれもが間違った速読法です。

アメリカから速読の概念が日本に入ってきたタイミングで
アメリカ内では誤った情報だったことが広まっていましたが
何故か日本にはその情報が広まりませんでした。

アメリカの速読大会の優勝者は長編小説のハリーポッター前編後編を
わずか40分で読破してしまったそうです。
ですが、細かい内容をほとんど覚えておらず、登場人物の人間関係が理解できていなかったそうです。

読書の本質を考えると、 ただ読み切ることが目的ではなくて
その時の心情や考え方や知識を理解して
生活に応用したり、勉強や仕事に生かすことが本来の目的なんだと感じますね。

新しい知識、複雑な考え方を理解するには時間がかかるので
速読は必ず全員が当てはまるわけではないです。

読書効率を最大まで高める方法【レバレッチリーディング】

レバレッジリーディングとは
効率的に本を読み、記憶に定着させて時間短縮することです。

不要な本を切り捨て、不要なページを読み飛ばす

ジャンルを絞って本を読んでいると、情報の内容が被っているところがあるので
それは読まなくていいページになりますよ。
不要な本はどんどん切り捨て、知っている情報は読み飛ばしてしまいます。

あとは、レビューなどの評価の良くない本はそもそも見ない事です。
なぜなら、時間は有限なので読める本の冊数には限りがあるからですね。

なので名著な本を選ぶようにすれば、効率的に知識を得て
勉強と仕事に生かす読書になると思います。

読書習慣を続ける

本を読み続けると、単純に知識量が増えます。
自分で考えて理解する力も同時についてきます。

知識量が増えることで、読み飛ばすページも増えていきます。
読み飛ばすページが増えると、読むスピードが速くなって
本の量も増え、さらに知識量が増えます。
読書習慣を続けていけば
↓知識が増える
↓読むスピードが上がる
↓知識が増える
この好循環が生まれます。

良い本に出合う確率を上げる

良い本を書店やネットで探す前に
尊敬する人にオススメの本を聞いてみるのも効率がとてもいいです。
宣伝文句の「○万部突破!」などのキャッチコピーだけでは分からないので
直接リアルな感想を聞く方が、どんな本なのかを判断しやすいですよね。

アマゾンのレビューを参考にしても良いです。
僕はアマゾンのkindleを利用して週に2,3冊読んでいます。
経験上ですが、アマゾンのレビューで4以上を獲得している本は比較的良い本が多いです。

それと、本の要約サイトでFlier(フライヤー)を利用するのも良いと思います。
一冊のビジネス本を、数ページで要約しているまとめサイトですね。
有料のサイトですが、時間がないとか落ち着く暇もない!など
ワークホリックな忙しい人でもFlierは短時間で
本の情報をインプットできるのでおすすめですよ。

読書がスキルに変わるのはどんな時？

価値観が変わった時

知識量が増えることで、価値観が変わります。
今まで必要ないと思っていたことが必要だと思えたり、大事だと思っていたことが本当は大事なことではなかったりと
今までの価値観を壊して、世界をガラリを変えてくれるのが本です。

言葉が変わった時

知識量が増えることで、語彙力が増えます。
今まで説明が下手と言われていたのが説明上手になれたり、小難しい話しを簡単な言葉で分かりやすく伝えることができます。

行動が変わった時

言葉や考え方が変わると、今自分は何をしなくちゃいけないのか
何が最優先なのかを明確にできます。
そのため、自分の目標が決まって行動ができるようになります。
今まで惰性でなんとなく過ごしていた行動とは変わってくるはずです。

習慣が変わった

行動を変えていく事で、自分の当たり前度が変わってきます。
そうする事で、一時出来ではなく自分プラスになるいい習慣が増えていきます。

人生を変えることができる

読書がスキルになった時、価値観が変わり
言葉が変わり
行動が変わり
習慣が変わって
自分の人生すらも変えてけるきっかけになるはずです。

まとめ

本は世界の記録にアクセス出来て、最も簡単に知識を得ることができるものということです。
読書習慣をつけることでたくさんのメリットを得ることができます。
間違った速読法ではなく、レバレッジリーディングによって
効率的な読書をしていければと思います。

特に、読書は勉強や仕事で成果をあげる
重要な要素であると思いますので、ぜひ試してみてください。

今回は以上です。