新年が明け、2週間程が経ちましたが
職場の雰囲気が全然合わなくて
もうそろそろ辞めどきかな、と思うことはありますか?
会社の待遇やせっかく苦労して手にした職をなかなか手放せない状況において、
どうやって対処していくべきか、何を優先して考えるべきなのか
動画でも解説してますので、是非、ご覧ください。
仕事がツラくなる根本的な原因
仕事がどうしてもツラくなる根本的な原因は2つあります。
本当はやりたくないけどやらなくちゃいけない
単純なことですが
一番辛いのは、やりたくないことをやっている時です。
例えば、残業が強制的に発生するとか
毎日のようにお客様のクレームに対応するとか
高圧的な態度で迫ってくる取引先へ向かうとか
など、憂鬱になりそうなくらいに、精神を削りとられることが
日常的に発生しているのかもしれないです。
「仕事の我慢量が給料だ!」とか
「やりたくないことをやるのが仕事だ!」など思っている上司が
今だにいますが、それは大きな間違いなんですね。
反発性(プッシュバック)の原理
原因を大きくしているのが「反発性の原理」が働いていることです。
いきなり後ろから押されたとき、倒れないように踏ん張ろうとブレーキを掛けて、止まろうとします。
この、止まろうとする行動が「反発性の原理」です。
仕事においても、上司などから「これもやっておいて」とか
全部のタスクが「なる早で」とか、今日中にやらなくてもいいことまで残業させられることがあると思います。
それが、やりたくないほどに、反発性が生まれます。
やりたくない仕事をやっているほど、時間が進まない、早く過ぎてほしい、と思うのも無理はありません。なるべく簡単な仕事をダラダラと経過する時給で仕事をしているのが
多くの会社員の現状なのかと思います。
これが、日本の社会の闇の部分です。
やりたくない仕事をやっているほど、やめたい、やらずに済みたいと思うのは、いわゆる、仕事における「反発性」です。
自分もそうでしたが、
それでもやり続けてしまうほど、身体的にも精神的にも大きなダメージを負っていきます。
具体的には、朝起きて「もう行きたくない」と気分が沈んだり
簡単な作業も手に付かずミスが連発したりと、思いがけないことが多々ありました。
ツラい仕事に対する向き合い方
そこで、対応策として挙げられるのが2つあります。
仕事のやり方を変えてみる
仕事のやり方に変化をつけるとしたら、面倒なことを自ら率先してやることです。
例えば、ほかのメンバーにとっても面倒な仕事が出てきた時に、それを「自分がやります!」という方法です。
「そんなやりたくもない仕事、すすんでできるか!!?」と思ったかもしれないですが
やりたくないと思っただけでは、プッシュバックの原理となり、苦痛にしかならないんですよね。。
でも、面倒なことに先に手を上げることで、反発性は無くなって
なるべく効率的に終わらせるように意識が働きます。
主体性がつくということですよね。
これにより、仕事のイメージが不思議と「マイナス」から「プラス」に作用してくれます。
会社の仕事で誰もがやりたくないなと感じる仕事としては
1.お客様からの酷評クレーム応対
2.他の人の失敗の後片付け、フォローアップ
一般的にこれらがありますが、
会社としてもまずい問題点を、いち早く改善することで
課題を解決する方向へ向かっていく、流れを作れますよね。
会社全体の仕事の効率が上がるし、
他の人からも感謝されることがメリットとして大きいです。
好きなことで収益を作る
仕事のやり方を変えるのが無理でしたら、他にも対応策はあります。
例えば、「副業」です。
今や、厚生労働省が副業を推進する世の中であるにも関わらず、
「本業に支障が出るため、副業禁止だ」という会社も今だにあります。
そのような時代錯誤の会社は、今後の行く末すら案じないといけないですが、、
いずれにせよ、副業は、好きなことから仕事を始めるのが1番です。
これは、うまくいくと本業になるケースが多く
仕事時間が主体的になって当然にパフォーマンスが上昇します。
さらには、収入が確保できるようになると、職場に気にならなくなります。
つまり、複数の収入源があることで「いつでも会社辞めてもいい」という心づもりができるようになり、退職届をいつでも提出できるような状態になります。
ただ、会社に属しているメリットもあります。
例えば、会社にしかないような多額な設備を使えるとか
個人では難しい、大手会社と取引の経験ができるなど
会社だからこその経験値もあります。
専門機関などの仕事が自分にとって主体的な時間であれば
それはそれで良いと思うんですね。
その上で、副業を本業にすること、つまり、
24時間365日自分のやりたいことにすることで、
パフォーマンスが自然と上がり、収入も伸びやすくなって、
やりたくもない仕事を毎日のように我慢する必要が一切なくなります。
価値ある仕事の向こう側に
以前に相談を受けた方で、
「ずっと事務職しかやってこなかったけど、最近とても辛くなってきたと感じます。転職をした方がいいんでしょうか」という、今の仕事にやりがいを感じなくなったという
悩みの相談がありました。
私は、この方へ
今やっている仕事が他の誰かを笑顔にしていませんか?と聞きました。
目の前のパソコン画面で自分の仕事が終わっているのではなく
その先に居る誰かが、データを受け取って、給料や明細や会議の資料や薬の処方や、その他もろもろに活かされて、とても助かっている人が必ずいると思うんですね。
だから、今やっていることを自分だけで完結するのではなくて
その先にいる人へ、価値を届けている事をイメージできた時に
仕事の本当のやりがいを感じることができます。と伝えました。
そうすると、笑顔になって「もう少し、今の仕事を続けてみます」という言葉を聞けました。
デジタル情報が便利になった世の中でも、直接のユーザーへ顔を合わせることなく
会社に行って、仕事をして、家に帰るパターンがほとんどだと思います。
でも、その便利さの先には、たくさんの人と
たくさんの喜びを感じれる価値を生み出していることを
忘れないようにしたいですね。
もちろん、副業でも価値を伝えることは簡単にできます。
まとめ
最後に、今回のまとめですが
仕事を辞められないというツラい状況の原因と解決策について解説していきました。
・反発性と不本意さが仕事がツラくなる原因
・ツラい仕事に関する解決方法
・価値ある仕事の向こう側
これらのことを考えていただけると、仕事に対する考え方が大きく変わると思います。
やりたいことは自分で決めるのが一番です。
そうじゃないと、誰かの命令で、誰かの人生を歩んでしまうことになります。
人生100年時代と言われますが、私は誰かの人生ではなく
自分の人生として思い切って走っていく、そんな選択をしたいと改めて思います。
今回はここまでです。最後までありがとうございました。